【初心者におすすめ】プロが選んだ育てやすい観葉植物ベスト7

おしゃれなインテリアと緑が鮮やかな観葉植物で彩られた部屋に住んでみたいと思っても、枯らしてしまうのでは・・・と心配でなかなか踏み切れない人も多いでしょう。
人気があるだけに種類も豊富で、選ぶ楽しみとともに悩みも多くなります。
初めての観葉植物は、育てるハードルの低いものを選んだほうが挫折も少なくなるでしょう。
初心者にもおすすめの育てやすい観葉植物には、どんなものがあるでしょうか。

アロエ

アロエは、比較的昔に日本に入ってきて、今でも育てている人が多く、定着している観葉植物といえるでしょう。日本の気候や住宅事情の中でも育てやすく、文句なしです。
軽いやけどや傷などの応急処置での民間治療に利用している人も多く、食用にできることでも知られています。
四季のある日本で育てるハードルを下げるには、暑さにも寒さにも強く、乾燥にも耐えられるという条件を満たしていると最高ですが、その点でもアロエは優秀です。
乾燥に強いので水遣りも楽ですし、肥料もそれほど必要としません。
直射日光を嫌う観葉植物が多く、窓辺に置く時はカーテンで遮るなどの手間がかかる場合もありますが、アロエは直射日光にも強いのでその必要もありません。

ユッカ

日本の住宅事情を考えると、横に広がっていくものは生長に伴い置き場所に困ることがあるため、縦に伸びる性質の観葉植物「ユッカ」がおすすめです。
上に向かって伸びていく姿から「青年の木」という別名を持っています。溢れるパワーが感じられるのに圧迫感がないのが特長です。
寒さや乾燥にも強いので、それほど気を使わなくても枯れにくいです。

サンスベリア(サンセベリア)

縦に伸びる性質で選ぶなら、「虎の尾」の異名を持つサンスベリア(サンセベリア)もオススメです。
先が尖った細長い葉はおしゃれなインテリアとして、置いてあるだけで存在感があります。
細長く縦にまっすぐ伸びるので、存在感がある割に場所を取りません。
ただし寒さには弱いので、冬の間暖かい場所を確保できないようなら、ほかの観葉植物を検討しましょう。

テーブルヤシ

ヤシの木を家に置いて、毎日南国ムードを味わいたいという人も多いでしょう。
日本で観葉植物を育てるとなると、室内に鉢植えがほとんどだと思いますが、鉢植えでヤシの木を楽しめるのがテーブルヤシです。
テーブルヤシという名前もキュートで、名前の通り食卓に置いても違和感がありません。
直射日光の当たらない場所に置いたり、水遣りに少し気を使ったりという手間は多少必要です。
ただ、観葉植物を育てていて困ることで多いのが、大きく育ちすぎて邪魔になるというところです。
テーブルヤシは生長しても大きくなり過ぎないので、室内で育てたい人にとってはうれしいポイントです。

ポトス

観葉植物に慣れてきたら、芽生えの楽しさも味わいたくなってくることでしょう。
そんな魅力に溢れているのが、ポトスです。
新しい命が溢れ出す様子がエネルギッシュで、見た目も爽やかな人気もトップクラスの観葉植物です。
観葉植物界でロングセラーを続けているだけあって、育て方も比較的簡単です。
適宜カットしていけば、自分好みの大きさを保つこともでき、拡大化、縮小化も比較的自由自在というところが芸術作品を制作しているような創作の喜びも与えてくれます。
陽の光の当たり方に工夫すれば、葉の模様を操作することもでき、世界に1つの自分だけの作品になります。

パキラ

幹が三つ編みにできることでも人気があるパキラは、オフィスにも家庭のリビングにもよく似合います。
人気があるだけあって、育てやすさも二重丸。温度管理も楽で、虫の駆除の必要も少なく、置き場所もあまり選びません。
日の当たりにくい場所でも育てやすく、一年中目を楽しませてくれます。
大きくならないように調整しながら育てることも可能なので、広い場所が確保できないお宅にも置けます。
土を使わないハイドロカルチャーでも生長させられ、小さいままの姿を楽しんでいる人も多いようです。

トックリラン

 

根元が徳利のように膨らんでいることで名前が付いたトックリランは、日本の室内でも育てやすい観葉植物です。
最終的には大きくなりますが、緩やかに成長するので室内での鑑賞も長期間可能です。
枝がなく、剪定をする必要がないので、部屋の掃除の手間も減ります。
とっくりのようなユニークな形は、目を楽しませてくれるだけではなく、水分と栄養を貯蓄させておくという機能性も持ち合わせています。
そのため乾燥する日本の冬や、エアコンの風にも耐える力があり、寒さも直射日光も弱点にならないところも特長です。

迷ったら住環境に合うものを選ぼう。

育てやすい観葉植物が欲しいと思っても、初心者はそもそも育てやすいってどういうことだろうと悩むこともあるでしょう。
置きたい場所や、地域の気候条件によっても育ちやすさが変わってきますが、日本で育てるための条件の主なポイントを抑えておきましょう。
まず南国生まれの観葉植物を寒い冬のある日本で枯らせないためには、寒さに強いことが条件になります。
ほかには湿気に強いこと、水遣りが少なくても枯れにくいこと、置き場所を選ばないという基準がありますが、該当する条件が多いほど育てやすいといえます。