パキラの花を咲かせる方法

パキラは、風水的にもビジュアル的にも魅力的な人気のある観葉植物で、条件が合うと花を咲かせます。
巷に出回っているパキラはなかなか開花しないので、パキラの花を見たことのない人は多いのではないでしょうか。
では、いったいどうすればパキラの花を咲かせることができるのでしょうか。
パキラの花に関する疑問や悩みを解決していきましょう。

パキラの花はどんな花?

パキラの花は、花と呼ぶにはあまりにも繊細な姿をしています。
無数の細長い白い雄しべが上を向いて外側に広がり、花びらは下向きにカールして可愛らしいです。
花の命は短いといいますが、パキラの花は本当に短命で、たった1日でその命を終えます。
何年もかかって咲いた花が、一夜のうちに命尽きて落ちていく姿にもののあわれを感じますね。
パキラの花言葉は「勝利、快活」です。
長い年月をかけて美しい花を咲かせた姿が、厳しい自然に勝ったという印象を人々に与えたのでしょうか。
開花すると、お香のようないい香りを放ち、心を和ませてくれます。

パキラの花が咲く条件とは?

パキラの花が咲くまでには、最低でも5年、長いと10年というので、ちょっと気が遠くなりそうな話ですね。
でも、丈夫で育てやすく、10年くらい育てている人は結構いるようなので、花を咲かせるのも想像より簡単かもしれません。
花が咲くのは実生株だけといわれています。実生株とは種から育てた株のことです。
しかし実生株を手に入れて育てても、条件が合わなければ花は咲きません。
パキラの花が咲くために必要なのは、風と光です。
パキラは丈夫で育てやすく、日陰にも強い観葉植物ですが、花を咲かせるためには十分な日光が必要です。
日光が必要といっても、直射日光は避け、風通しの良い場所で成長を見守りましょう。
日本でパキラの花が咲く時期は、梅雨時の6月から暑さが厳しくなる7月頃です。

一度は見たい開花シーン

パキラを育てているなら、一度は見てみたいのが開花する瞬間ですね。
パキラが花開くのは、通常、夜です。
早寝するのは健康にはいいですが、開花時期の6月~7月にパキラが蕾を付けているのを見つけたら、少し夜更かししてみてください。
パキラのつぼみは、ちょっと大きなオクラのような形で、色はオクラより薄い黄緑色です。
このオクラのような黄緑色の部分が破裂して、下向きに丸まり、花びらになります。
その中から、無数の雄しべが押し出されるように顔をだします。
もしも、織姫と彦星が1年に1度しか会えない七夕の夜に、めったに咲かないパキラの花が咲いたら、とってもロマンチックですね。
地植えしているものでは、1つの木にたくさんの花が咲いている姿を見ることもできます。
日本でも暖かい地方では地植えにしている人もますので、運がよければ見られるかもしれません。

挿し木株と実生株の見分け方

花を見るためには、まず実生株を手にいれなければなりません。
実生株である場合と、挿し木株である場合がありますが、わざわざ明記されていない場合が多いようです。挿し木株とは、株の一部を切り取って発根させて増やすものです。
開花するのは実生株だけだといわれているので、購入する段階で見分けなければなりませんね。
最近ではホームセンターや100円均一でも、実生が売られることが多くなっているようですが、実生と挿し木の違いはなんでしょう。
見分け方は簡単で、実生株は幹の下のほうが太くなっていて、挿し木苗は幹の太さがほぼ均等です。
幹の太さの他に、実生であることを証明してくれるのは双葉です。
幹の一番下にある、ハートっぽい可愛い葉が双葉で、これがついていれば実生です。
双葉は落ちている場合もありますが、跡が残っているはずなのでよく観察してみましょう。

種から育ててみましょう

花が咲いたら、やがて実がなります。
パキラの実は、赤茶色でアーモンドが大きくなったような形をしていますが、中に数個の種があります。
この種を発芽させ、土に植えて大切に育てれば、また花を咲かせる木になります。
パキラの種は、とってから1カ月経つと芽がでなくなりますので、とったら早めに発芽の準備をしましょう。
種がとれたら、まず水に浸けます。
そこで浮いてきた種は、残念ながら芽がでませんので、沈んだ種だけを取り出します。
沈んだ種を濡らして水を切ったミズゴケで覆い、乾燥に気を付けながら見守ります。
芽が出たのを確認したら、土を入れた鉢に引っ越しましょう。
実がなるまで待てないという人は、通販で種を買うこともできます。
種が売られる時期は決まっていますので、欲しい人は発売時期をのがさないようにしましょう。

魅力的な開花に挑戦してみませんか

花を咲かせるのは難しいパキラですが、一度花を咲かせると、次の年からも毎年花が楽しめます。
花が咲くまでには長い年月が必要ですから、それまで木を枯らさないようにすることが絶対条件となります。
ごくごくまれに挿し木苗でも咲くことがあるようです。
何年も経っている挿し木苗で大きくなったパキラがあるのなら、開花に挑戦してみてもいいですね。